歌詞

作詞：Taketsugu koji

作曲：Taketsugu Koji

目の前には見たことのない新しい世界 窓を開けると入り込む冷たい風と匂い 心はまた震え出していつものようにカーテンを閉める すると再び玩具は動き始めて 小さめの街は灯りを取り戻す どうか何事も起こらないようにと 見張り続けて今日も夜を超えていく 雨が辺りを濡らして 雷で街が焼けても 誰も治せない 元通りに近づけるように1人きりで部品を探している 窓の外　覗いた先に見えた鮮やかに映る世界　聞こえる笑い声 どこにも行けないまま　震える心を抑えて　静かな部屋から見ているだけ 街の明かりは不規則に点滅しだして 信号はもう制御不能になってしまった 風が次第に強まって窓を激しく叩いている 時間をかけて作り上げてきた街は元通りにできないほど荒れ果てた 薄暗い部屋の中　時間は迫って　覗いた未来は相変わらず眩しくて このまましゃがみ込んで待っていても息が苦しくなるだけだから意を決して　ドアを開けた 冷たい雨が体を包む 頑丈にロックされた心はもう耐えられないとSOSを出して扉にしがみついた だけどよく耳を澄ましたら体にまとわりついていたディレイは聞こえなかった 曇った眼鏡はもう外して もう一度この世界を　目を凝らして 遠くで怯えていたら　何も知り得なかった どう足掻いても 街は変わらず進んでくだけ 辿り着く先まで流れに身を任せ泳いでいく