歌詞

この前見た古い映画のラストシーンを どうしても思い出せなくて こんな嘘をつかなければもう二度と戻れない ソフィ・カルの『本当の話』 最後まで読んでみても どうして僕ら　一緒にいるんだろうね 降り出した雨に打たれて 君はまた楽しそうな顔をするから 許された気がしてしまうよ 僕は未だへらへら笑ってる 正しさの理由を探し疲れて 二人なら不幸にもなれるねって笑ってた プリズムの中から漏れた 光の色に目を奪われて 僕がつけた傷の数すら 思い出せずにただ君を刺す 人混みの中に埋もれた 僅かな嘘に手を奪われて 心の向こう 日々の隙間に 隠しておいた僕の本当の話 降り出した雨に打たれて 君はまた楽しそうな顔をするから 許された気がしてしまうよ 僕はまだへらへら笑ってるけど 振り返った君の顔に 悲しみがまだ残ってるとするなら 張り詰めた糸を切るように 本当の話をしよう