歌詞

作詞：ジョージ・カーリン（訳詞　KAZU)

作曲：KAZU

ビルは高くなったが　人の気 短くなり 道路は広くなったが　視野は 狭くなる お金を使っているが　得る物は 少なく たくさん買ってはいるが　楽しみは 少ない 家は大きくなったが　家庭は 小さくなり より便利になったが　時間は 少ない 学位をたくさん持ってても　まったくセンスはなく 知識はいっぱい増えたが　決断が少ない 専門家　大勢いるが　問題　増えてる あらゆる薬も増えたが　健康　悪くなる 飲み過ぎ　吸い過ぎ　浪費し　笑うこと少なく 猛スピードで運転し　きれて　すぐに怒る 夜更かしし過ぎて　起きたとき　疲れすぎている 読むことは稀で　テレビづけ　祈ることも稀で 持ち物　増えてはいるが　自分の価値下がり しゃべりすぎるが　愛はなく　憎しみ多すぎる 忘れないでほしい　 愛するものと過ごす時間を それは　永遠に続かないのだ 忘れないでほしい　 すぐそばにいる人を　抱きしめることを 生計のたてかた学んだが　人生を学んでいない 長生きするようになったが　今を生きていない 月まで行き来できるのに　近くの争い絶えず 世界は支配したが　内面はどうなのか 大きいことは　なし得たが　良いことしていない 地球の空気を浄化し　魂を汚す 原子を分裂できるが　偏見取り去れない 急ぐことは学んだが　待つことは覚えず 計画いっぱい増えたが　成し遂げられてない 字をたくさん書いてるが　学びになってない 多くの情報手に入れ　コンピューターあふれて こんなに用意してるが　コミュニケーション　減っている ファースト　フードですませて　消化は遅く　 体は大きいが　人格は小さい 利益ばかりに没頭し　人間関係　軽薄 世界平和と言うが　家族の争い絶えず レジャーが　こんなに増えても　楽しみは少なく 食べ物たくさんあっても　栄養は少ない 夫婦であくせく稼いで　離婚が増えてる 家は　良くなったが　家庭は　壊れてる 忘れないでほしい 「愛してる」って　抱きしめれば 傷をいやしてくれるだろう 忘れないでほしい もう逢えない人の手握り　 その時間を　慈しむことを 愛し　話し　かけがえのない思いを 分かち合おう 人生は　どれだけ呼吸をし続けるかで　決まるのではない どれだけ 心のふるえる瞬間があるか？なのだ