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15.漕流の詩 詞 大瀬志郎・曲 KAZU・編曲 西口善之 アルバム「ボクらはこの星で生まれた」No.15 ♪夜になって星が見えるように 暗闇が光を教えてくれる〜 シーカヤックを漕いで日本全国や世界の海を冒険・探求の旅を続ける友人。大瀬志郎氏は滋賀県の海津を拠点に琵琶湖から若狭湾、沖縄、北海道、世界へと漕ぎ、インストラクターとして自然の素晴らしさを教えてくれる。
作詞:大瀬志郎
作曲:KAZU
夜になって 星が見えるように 暗闇が光を 教えてくれる 煌煌と照らされた この街では 小さな希望や温かさ 知ることはできない 本当の自分は弱者なのか それとも強者なのか それすら分からない 強者であれば どうすれば 人にやさしくできるのか 何不自由なく 満たされているはずの俺たちが この焦燥感払うには どうすればいいのか 小さなカヤック 漕いで旅に出る 最低限の衣食住 携えて 風に流され 潮に流され 辿り着いたその先には 何が待ってるのだろう 小さな温かい人の心を 感じることができるのだろう 大人が疲れ 子どもが戸惑い 人が傷つけ合うこの世の中で その僅かな光と 束縛のない自由求めて カヤックの 旅に出る エンジンを使わないのかと 人は 言うけれど 昔の人は 風と潮で旅をした 先を急ぐ 旅でもないし 待てば また風は吹き始める 余計なオイルを 使わなければ 海の向こうで 戦争が起こることもない 文明という 嘘の盾を捨てたとき 真実を知ることが出来る 漆黒の闇の恐ろしさを知ったとき 星の輝きと 月の意味を知る 不安を振り払い 海へ漕ぎ出せば 限りない世界が ただあるだけなんだ 流れに 逆らうことはない 流されながら 漕げばいいんだ どこに 流されようが そこに小さな光 あればいい
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