岬へ

KAZU
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楽曲解説

若狭湾を一望する黒崎という岬がある。ここから沖合に浮かぶ孤高の岩「沖の石」が遠望できる。二条院讃岐姫が詠んだ歌がある「わが袖は潮干に見えぬ沖の石の 人こそ知らね乾く間もなし」百人一首の一首になっている。この岬に小さな歌碑を建立してある。この歌碑に寄せて作った歌。山桜が咲き誇り海風が吹いてくる岬に立つと沖の石が波をかぶっている。 (詞:西川ひろゆき・曲:KAZU 編曲:西口善之 Vocal KAZU・Chorus 青山智美)

歌詞

作詞:西川ひろゆき

作曲:KAZU

ひらひらと早過ぎた  春が散ってゆく 光さす碑表に 我が袖ぬれる 波の照り 野の光 羽ばたくカモメ なお響く 沖の石 乾く間もなし 山童 笑い合う  山を背にして 海の子は あどけない  ほほえみ交わす ふところに抱かれて  山を母として 夕映ゆる 碑表に 乾かぬ心 潮風に 野の広さ 遊び来る小猿 なお響く 沖の石 乾く間もなし 山童 笑い合う 山を背にして 海の子は あどけない ほほえみ交わす 海の子は あどけない ほほえみ交わす

アーティスト情報

人に出会い 花に出会い 風景に出会い またひとつ歌ができる こころうた 気ままな歌うたい 旅がつづく  出会った人、元気をくれた人、お世話になった人、風景や自然にも感謝して、こころうた、歌います。 新しいオリジナル曲、これまで録音した楽曲、ライブVerなどご紹介していきます。 CDアルバム「ポケットに夢いっぱい」「初めて来た海」「虹の出来た街のように」「夫婦箸」「うふふ」「ボクらはこの星で生まれた」ほか (2021.3.24Eggs)

shea

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