送信中
2019年春M3にて発表されたCloister Notesさんの「Next Gear」収録曲「桜隠し」を歌詞付きで公開します! 「春は別れの季節」というテーマで作った歌ものハードロックです、切なくも激しいサウンドをお楽しみいただけたら幸いです!
作詞:KIT
作曲:KIT
囀ずる鳥は姿を見せ 大空を飛び回りながら 風に揺られる花の色を 湖面に映し出すのだろう 連なる木々の薄柳は 山の端の白と混ざり合う 光り輝く雲の先に 蝶が重なり羽を透かす ああ また 訪れを告げてしまう 脳裏を焼かれ 悪夢に刺され それでも待ち焦がれた時が終わる 凍て返る雲居の彼方に 寄せては返す波にも似た 心覚えが浮かんではまた霞んでいく 己の行く末さえ分からずに 鱗は水底へ沈む 清明な空に龍が踊る 忘れ雪を振り払うかのように 咲く花を愛でる折節が巡ってくるたび ひとひらを捧げて やがて薄紅は滲み 濁った水を包み隠す 遠くで響く雷鳴さえ 在りし日の音をかき消すのか ああ また 置き去りにされてしまう 背中を裂かれ 葛藤に憑かれ それでも待ち望んだ時が終わる 冴え返る蒼天の彼方に 降り注ぎ終えた星屑の 成れの果てが離れ離れで辿り着く 己の行く末さえ分からずに 石巌は地の底に座る 青陽を覆う雲が流れ 去年の雪は悲しげに煌めいた 囀ずる鳥は姿を見せることなく 大空を飛び回りながら息絶える 風に揺られる花の色を薄汚く 湖面に映し出すのだろうと憂いた あなたが今奪われてしまう 灼熱に抱かれ 極寒に抱かれ ようやく受け入れかけた時は進む 振り返る静寂の向こうに 笑顔のままのあなたがいて 触れようと手を伸ばすとそれは灰になる 旅立つ人を見送るこの目に 留まる雫が眼路を阻む 光風に靡く一場の夢は 淡雪と共に静かに溶けていく 散る花を愛でる折節が巡ってくるたび ひとひらを手向けて また歩き出す
ログインが必要です
確認この楽曲はフォロワー限定公開です
また、フォローするには
ログインが必要です
この楽曲はフォロワー限定公開です
フォローするこの楽曲はアプリ限定公開です
利用規約およびプライバシーポリシーを確認し、
同意のうえ登録・ログインしてください。
利用規約およびプライバシーポリシーを確認し、同意のうえ登録・ログインしてください。
アカウント登録はこちら