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アルバム『夜行日和』収録 サブスク▶ https://linkco.re/7ZV7A40b ■YouTubeチャンネルはこちら https://www.youtube.com/channel/UCdIM4Lo9HeJjRc5ElvPPfSA
作詞:座敷乃てまり
作曲:天野ドウジ
雨 絶え間無く降り注いでいる雨 風はない 街の喧騒から隠れたこの場所は誰の目にも止まらないだろう この場所は求めた者にしか姿を現さない人々に忘れ去られ、孤独を覚えた者がぼんやりと迷い混む まるで神隠しのように 沛然たる驟雨 どうしてか二つの影が この場所を訪れていた ある者は止まない雨音に耳を傾けながら幼い足を揺らしている ある者は静かな面様だが 決意が宿ったその目でじっと空の向こうを見つめている それぞれの生き方で それぞれの道を辿った者達 交わることもなかった線は 今 同じ一本の線にならんとしている ここに止まる事もできる 先はいばらの道かもしれない 不安 そんなものは二人は持ち合わせてはいなかった 季節は夏だった 二人は己の辿った道筋が間違いではなかったと知っている 決して迷い込んだのでは無い それぞれの足でここへ訪れたんだ 僕らならどこへでも行けると信じられた この神隠しは始まりなんだ 別の場所で誰かが見つけてくれると信じている この始まりを信じている 差し出した手にはじわりじわりと雨粒が溶けていく やがて斜陽が差し込んで あたりは紅く紅く染まり始めていた ずっと待っていたんだ ようやく雨は上がり その時はやってきた 神帰月 僕らは迎えられたバスに乗り込んだ 雨上がりの土の匂いが 露を纏う艶やかな花の色が いつか記憶となって後押ししてくれるだろう 行き先?きっとまだわからない 長い旅になるだろう バスはまた次の場所へと進み始めた
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