歌詞
春の嵐の胸騒ぎ
初めて肩が並んだ夜の
上着に残るほのかな香り
別れ際の幼い目元に
乾いた心乱されて
ドアの音さえ妬ましく
電子音すら暖かく
まぶしい夜をくれたあなたに
青い薔薇をあげましょう
すべての窓を開け放ち
生成りのあなたに逢えるなら
秋の時雨と共依存
鏡を通して見る横顔と
背中に残るかすかな爪痕
外してくれない白亜の仮面に
焦がれ続ける罪か罰
落ちた涙が情けなく
グラスの水はほろ苦く
空っぽの朝をくれたあなたに
酸っぱい葡萄をあげましょう
すべて忘れて夢見心地
あの日のあなたに逢えないなら