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長い間、 歌詞のモデルになっていた人がもう側にいないので。 この曲を書き上げた時、 これ以上、新しい曲を書くことはできないかもしれない。 それならそれでいいや、とすら思いましたが。 それはただ、 その人について書くことがなくなっただけで、 相変わらず、書くことはやめられずにいます。
作詞:林田浩太郎
作曲:林田浩太郎
君の祈りが呪いに変わる時 僕の歌はリチウムになりうるか 君との違いを確かめ合う度に 僕らの言葉には意味をなさない 知らずに 僕が守っていた父親の教えを 君はひとつひとつ破いていった その度覚えた微かな吐き気を ごまかすように 愛してると口にした それが愛だと思った 君を失った時 父親も失くしていた それは神の啓示だとして 誰にとっての? 君が僕を手にしたやり方で 新しい生活を始めるつもり、です。 手に入れようと 手放したものばかり 手元にある気がして 最近、疲れたの 触れないと 壊れてしまいそう それは君ではなくて 僕の方だろう
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