歌詞

作詞：中村高之

作曲：中村高之

クリサリス　 目を閉じて視界を殺して　 両手を抱えて小さく塞いで 息を吸い込んで鼓動を鳴らして 変わらない日をここで過ごす 本当の声ってあなたの声って 聞こえていたまま死んだふりをして 時の流れってこんなもんだっけ 殻に閉じたまま空を待っていたんだ 声を聞かせてくれ 聞こえないふりをして 閉ざしながら外に出たいと思ってた ただ憧れ空を見上げ彼方の君のもとへ あふれる思いが僕を見つめて 暗闇照らすこの場所にそれでも僕は逃げず　ただただ雨に打たれここで待っていたんだ あの日から何も変わらずに そのままの声で笑って過ごして　 答えようのない問答の中で 自分の声が聞こえてくる 小さな背中で大きな視界へ 羽ばたくことさえ一人で抱えて 孤独の中でも話したあなたと 旅立つ時までそばにいて欲しいんだ 誰か導いてくれ 甘えた言葉に 逃げていたんだ誰からも僕らからも 泥沼から抜け出すため誘惑から逃げ出し 耐え続けたままここで羽ばたく 妬みが心を貪り誰かを傷つけても 痛みが支えていた僕の憂鬱を 限界バトルを越えて君に会いに行く どうしようもなかったんだあの蛹の毎日を やがて空は晴れていく青空が映していく 後悔を捨て去っていくこの箱の中の僕を まだまだまだ僕は行ける痛みを抱えたまま 空舞う鳥のよう強く飛んでいく 心と向き合い続けて誰より弱さを見て 崩れて儚くても強く空を舞う 蛹の中から　溢れた思い出　風を斬りながら