夏の蜃気楼

Little-Kei
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楽曲解説

夏が終わるといつも思い出す人がいる。 それは、ずっと昔のことだから、面影も曖昧で、 もしかしたら幻だったんじゃないかと、そんな風に思うこともある。 時々甘えてきたり、時々冷たくなったり、 そういう彼女の仕草や言動に一喜一憂しながら時を過ごして、 裏切られても、一緒に過ごした日々のやさしかった時間が捨てられずに、 わずかな期待を抱えながら時を過ごした。 そして、小さな”ためいき”に、現実を悟って、 長い間ごまかし続けていた自分の心に裁きを与えて、 ---だけどそれでも消えない。 『夏の蜃気楼』は、そんな心境を歌った歌ですが、 自分ではキーが高すぎてなかなかうまく歌えなくて、 今回ボカロのFUKASEに歌ってもらって、 何となく切なさと懐かしさをうまく整理することができました。 ぜひ、聴いてみてください。

歌詞

作詞:Little-Kei

作曲:Little-Kei

長い髪をほどき 窓辺にもたれて 傍にいてと 小さくつぶやく 夢の合間に見たのは 幻だったのか わからないけど 期待とは裏腹 君の中には 僕と違う誰かがいるんだろう 時の流れが途切れて すれ違う二人の 愛が消えてく キミの虜になって 最後に裏切られても 僕から君の扉をこじ開けるには ため息が切ない 愛の最後は そうさ 誰にも止めることはできない そしていつしか窓を閉じたね さよならも言わずに お互いの呼吸を確かめるように 明け方まで何度もキスした 夢の合間に見たのは 幻だったのか わからないけど ふたり描いた夢  君の中には 僕と違う 未来があるんだろう やがて繰り返すはずの 時間がまたこうして 少しずれてく 愛のかけらを積み上げてきて 裏切られても 僕にはごまかしてきた自分の心  裁いても消えない 愛の最後は そうさ 誰にも止めることはできない 僕は窓を開けて見送るよ 君は夏の蜃気楼

アーティスト情報

80年代POPSにJAZZのテイストをプラスしたオリジナル作品です。

shea

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