歌詞

白昼夢に犯された 灼熱の空の下 時計の針を追いかけ ただ日を巡った いつまでも離れずにいる ひと夏の記憶が 「忘れないで」と 耳元でささやく気がした 花火が舞う夜は思い出す貴女の青い影 夏が終わる匂いがした 繋いだ手は空(くう)を切る 届かない想いは空舞う 弾ける儚さ 落ちてく　消えてく　誰にも気付かれず 海に沈む日がまた 辺りを紅くする 高揚する鼓動だけが 虚しく残った 波に飲まれていく想い 消えそうにないまま 寄せては返し いつ日か朝日に変わってく 花火が残る朝には貴女の影は無く 夏が終わる音がした 結んだ糸は切れかかった 砕けた想いは流れる 短い思い出 落ちてく　消えてく　誰にも気付かれず また夏が来て思い出す 貴女の青い影 宝石色の記憶達は 宝箱に仕舞い込んだ 届かない想いが舞う空 いつまでも見ていた 儚く　澄みきる　誰にも気付かれず