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不思議な楽曲である。散りばめられた頽廃的なシンボルを提示しながら、ひたすら明るく突き進んでいく。煌びやかなギターフレーズ、歪ながらも重たさを感じさせないベースリフ、そして淡々と刻まれ徐々に壮大になっていくドラムビート。陰と陽との中間にぽっかりと開けられた無重力の空間で、我々は漂い、子どものように笑い、夢を見る。目覚めたらそこが地獄だったとしても。
作詞:ヤマザキユウキ
作曲:Luminous101
尖っていた気持ちを削り落とすために 吐いてきた言葉を裸足で踏みつける 何にもないゴミ箱からすえた臭い立ち上がって 澱んでんのさ 誰のせいだ 落書きから声が聴こえる 煙突と鉄塔が街を見下して日が陰るのを嗤っても 子供たちは笑う 胸いっぱいに見栄を膨らまして 夢に見たドラマチックなラストシーン 泥沼にパンを浸して歩いていたんだ だけどその道の先に待ってるオチは地獄の釜かもしれないぜ しけもく拾った皺くちゃの老婆とそれを眺めるハイエナの親子 灰になってしまうと分かっていても 火種を着ける手はもう止まらない 斃れたら工場の煙となり 地獄の街に降る黒い雨となってしまう
るみなすいちまるいち。2018年にEP『地獄のこども』を発表後に活動を本格化。2019年4月に自主流通にて1st album『Luminous101』をリリース。邦楽の枠に捉われず、往年のニューウェーブやポスト・パンク、USインディーやUKに代表されるダンスロック、果てはクラウトロックやプログレッシブなどのエクスペリメンタルな精神をバックボーンに、日本から世界に向けた現代の音を模索する。
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