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レンガの塔に上って遠くを眺めていると、かつて「あなた」が暮らしていた街が見える。静かに風が吹く夜を、月が優しく照らしている。チラチラと輝く「粉」に「あなた」が重なって見える。イントロで提示されるベースは安らかな鼓動のようで、追って聴こえてくるギターはまるで鐘の音のようである。シンボリックなワードと共に優しく美しく紡がれるこの曲は、内省的な気持ちを爆発させたような悲哀を感じさせる。
作詞:ヤマザキユウキ
作曲:Luminous101
壊れたれんがの塔にのぼり窓を開く あなたは粉になって空で光り続ける 途切れ途切れ紡いだ言葉が闇に溶けたら 揺れる草の海へ吸い込まれた月のかけらが あれから幾つもの祈りが消えちまった あなたがいた街も誰かのもの 壊れたれんがの塔の上で空を照らす あなたが粉になった夜と同じ風が吹く あれから幾つもの期待とすれ違った あなたがいた街も誰かのもの
るみなすいちまるいち。2018年にEP『地獄のこども』を発表後に活動を本格化。2019年4月に自主流通にて1st album『Luminous101』をリリース。邦楽の枠に捉われず、往年のニューウェーブやポスト・パンク、USインディーやUKに代表されるダンスロック、果てはクラウトロックやプログレッシブなどのエクスペリメンタルな精神をバックボーンに、日本から世界に向けた現代の音を模索する。
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