歌詞

作詞：あま

作曲：あま

誰にも届かない声を探して迷い込んだ 漂よう部屋の隅であなたに巡り会った 強い眩暈が襲い掛かる朧げな真昼の中に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 あなたは泣き出しそうな顔で微笑んだ 　 きっとわたしには見えない拭えない 痛みを抱えたまま歩いていく 今あなたの為に優しく歌いたいな 太陽の側で小さく震えたあなたを救えるなら この身は知らないや ただあなたの心に棲みついた呪いが 消え去るようにと祈った 輝いた光の向こう側へ 二人行こうね あなたにしたためた手紙を読み返し続けている 揺蕩う霧が二度と見えなくなりますように 恐ろしい悪夢が立ち込める部屋の隅を映す 瞳は何時だってただ夜明けを焦がれていた もう何一つ言えない語れない 鉛色の扉を開けないで　 お願いよ 今わたしの声があなたに届くならば 太陽の端であなたと育てた向日葵が咲いたよと 教えてあげたいな ただわたしの心に刻まれた呪いが 息衝くようにと祈った 　瞬いた星間の向こう側を 二人見ようね ただ病める心根が傷に痛む刻を あなたと共に 全て受け止めてここまで歩いて来た そうだろう 今あなたの為に優しく歌いたいんだ 太陽の側で小さく震えたあなたを救えるなら この身は要らないや ただあなたの心に棲みついた呪いが 消え去るようにと祈うた 輝いた光の向こう側へ 二人行こうね