送信中
作詞:あま
作曲:あま
夢の中の小さな汽笛で目を覚ますと遠くの方で鳴いている鴎がひとつ訪ねてきた 「君は何処へ向かうのかな?」 答えられずに俯いていた 与えられた切符だけは握りしめたまま 隣の座席 眠たげ眼 街路樹の側 レールの影を描きながら車窓に凭れていた 「僕は何処へ行けるのかな?」威張らないで教えておくれよ 素知らぬ顔で列車の音に耳を澄ませた 線路は何処まで繋がるのかな 目を閉じれば謀る黒と白 一杯に詰め込んだ荷物は捨てよう けれど心はちゃんと持っていてよね 時間が無くて乗り遅れても僕は君を待ってあげるから ほら 乗り継ぐ前の胡乱な目 隠した瞼の裏の中 したり顏で呆けた乗客の笑う声 そんな姿を指を咥えてただ見つめていた 僕はただ忘れたのか それとも気付かずにいただけか 「そりゃそうだ」なんて聞こえているふりもやめにしなくちゃ 環状線から外れた便 刹那だけが寄り添うように笑う 知らないことを知った時ならば足元が ほら 確かな軸になる がたごと揺れる車輪の響が軌道上の現在地に変わる 気付けばひとりで辿った道はただ一つのレールに変わっていたんだ 線路が何処まで繋がるのかはこれからの君と僕の話だ いつかの僕らが夢みたような導が今目の前にあるだろう トンネル抜けて笑いあえたら ほら いつかの僕と話そうぜ 楽しい話を飽きるまで 枯れるまで
ログインが必要です
確認この楽曲はフォロワー限定公開です
また、フォローするには
ログインが必要です
この楽曲はフォロワー限定公開です
フォローするこの楽曲はアプリ限定公開です
利用規約およびプライバシーポリシーを確認し、
同意のうえ登録・ログインしてください。
利用規約およびプライバシーポリシーを確認し、同意のうえ登録・ログインしてください。
アカウント登録はこちら