
DOORS
バベルの黒猫歌詞
作詞:猫衣林薙
作曲:猫衣林薙
霧が闇へ散るように 溶けた悠遠の思い出は 「ゆめゆめ忘れる事なかれ」 溺れれば溺れるほど焼き付く 記憶の扉 喚いても今、開いて飛び立つ どれだけ望んでも 戻れない一瞬の煌めき 大切な君さえも 傷付ける 未来が変わるなら 戻らない過去も怖くはない 大切な君だから 信じたい 君へ続く階段と 常夜灯が照らす僕 目指す場所を失って堕ちていく 夢幻だとしても追いたい 記憶の扉 怖くても今、開いて飛び立つ 始まりは君だから 終わらせるのは僕の役目だ 大切な君が今 滲んでく 「灯心をかきたてろ」 見えない顔を恐れはしない 冷たい指を今 首にかけ どれだけ望んでも 戻れない一瞬の煌めき 大切な君さえも 傷付ける 未来が変わるなら 戻らない過去も怖くはない 大切な君だから 信じたい
楽曲解説
闇と記憶の狭間で、愛する人を想いながらも手放さねばならない運命に抗う者の物語。過去への未練と未来への願いが交錯する中、「記憶の扉」は、痛みを越えて再び光へ向かう決意の象徴。たとえ夢幻のように儚くても、君を信じ、終わらせることでしか救えない愛を描いた、幻想的で切ない叙情歌。
アーティスト情報
ボーカル3名・エレキバイオリン・カホンによる5名編成のクリエイター集団。毎月22日に、音楽朗読劇や謎解きを取り入れた定期主催イベントを開催中。











