歌詞
作詞：猫衣林薙
作曲：猫衣林薙
揺れる言の葉 間違いだらけの未来を正して そこにあるのは「空想の世界」 前を向くことで救われていた 誰にも僕の声は届かないと 掻きむしり爪を剥いだ 何かを変えたくても そんな資格はないと 誰かが囁く こんな世界にも愛しさはある 隙間を埋める光を求め いつか僕が辿り着く最期の場所は 君の隣がいい 枯れる言の葉 攻撃ばかりの未来で確かに いつも僕らは「夢」だけを見てた こんな世界にも正しさはある 勝手に傷付いて救いを求め 終わる場所を探しているのに 独り残されるのは、怖い。 いつか失うと分かっていても この手を離せない僕は弱くて 君に嫌われないための優しさは 自分を苦しめる足枷となる こんな世界にも愛しさはある 命を繋ぐ理由を求め いつか僕が辿り着く 最期の場所 ねえ、僕の声は 君の名前を呼ぶためにある ねえ、未来の行方は まだ分からないけど こんな世界にも正しさはある 孤独を埋め尽くす光はここに いつか僕が辿り着く最期の場所は 誰にも届かなくて こんな世界にも愛しさはある 隙間を埋める光を求め いつか僕が辿り着く最期の場所は 君の隣がいい
楽曲解説
孤独や絶望に呑まれながらも、なお「誰かを想うこと」で救いを見出そうとするふたりの物語。 届かない声、報われない優しさ、大切なものを失うことへの恐れ。 それでも前を向くことでしか生きられないから、痛みの中に光を見つけ出して、生きていく。たとえ心が痛くても。 矛盾した世界の中で、それでも「君の隣」に辿り着きたいという切実な願いが、儚くも強く響くメロディックナンバー。
アーティスト情報
ボーカル3名・エレキバイオリン・カホンによる5名編成のクリエイター集団。毎月22日に、音楽朗読劇や謎解きを取り入れた定期主催イベントを開催中。
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