歌詞

作詞：夏楓

作曲：夏楓

寝つけない夜の輪郭を　なぞるみたいに手を伸ばした 認めることは終わることだと　 分かってたんだはじめから 抱えきれない悲しみは　これからも あなたに笑い飛ばして欲しかった 最後にするね　今夜で あなたといた今までの全部 曖昧だから他とは違ったのに 今さら好きだなんて可笑しいね 恋じゃない寂しさと優しさで 引き止めたりはしないで 薄曇りぼやけた月にさえ　何かの意味がある気がした 髪をなでる手　真似事なら 恋人じゃなくてもできるんだ やっとたどり着いた答えは　幸せから いちばん遠い場所にあった 最後にするね　今夜で 理由をつけて　会いに行くことも 触れそうな距離の平行線上で 今さら好きだなんて虚しいね 恋以外の色んな愛情で 傍にいてくれてありがとう きっと何にも捨てられないしさ 疲れた夜にはまた思い出すんだろう 代わりなんてどこにもいないのに こんな風に離れたいわけないのに だけど 終わりにするね　今夜で 幸せを選ぶ大人になる 曖昧だから一緒にいられたのに 自分でダメにするなんて馬鹿だな 言葉にしたら泣きそうだから 何も言わずに笑ってね ああ、もう会えないんだな 自分で決めたんだけどさ 深く想うのは私じゃないのに 傍にいてくれてありがとう 傍にいてくれてありがとう