星と鏡

OLD BROWN OWL
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歌詞

作詞:岩崎弘

作曲:岩崎弘

どれほどの時間が経っただろう 歩んだ道のりの割にからっぽのまんまの僕だ アルパカみたいな奴が先を行って道案内 迷うほどにアテのない旅路なのに 錆びれた機関車の死体に一瞥くれて 僕も似たようなもんだなんて もう嫌になる 白いキャンバスに落とされた僕は間違ったことすら 気づかない無色透明 君と思い描いた道が同じでも 足跡が付くまでは一人ぼっちだったんだ 隣に居るだけで心強かった君は 何をして何で笑っているのかな? いつだって輝く太陽 地平線に切られた半分で僕を照らす 「涙は拭けよ」って 自分で自分を抱きしめて笑顔で行くんだ 涙と手を繋いで僕はここで生きてゆくよ 何度変わりたいって思っただろう 歩んだ道のりに脱ぎ捨てたくすんだ服は 自分を強く見せつける為の鎧だったって 裸のまんまで笑われる 泳ぎだしそうな背中に住むトゲの住人 触れた指からは痛みと赤い生の証明 傷つける強さだって知れたらいいのに 抱きしめるだけじゃ護れやしないから すれ違う旅人はどこまでも風を求めて 赴くままに羨むほどの迷いなき旅路をゆく したためた出せずじまいの手紙はそのまま リュックの中で君に想いを語り続けるんだ 透明でも浮かび上がった色はないままの輪郭 終わりを知らなくても形ある心と身体で歩いた すり減った踵に沁みる水面に映し出された裏返しの輝きは 空っぽのビンを充たすようにそっと 別れの意味を胸に刻んだ 通りすがりのメッセンジャー 怪鳥に乗ったままで言った 「届けたい想いを君は持ってはいないのかい?」 ゆく宛のなかった手紙はなぜだか誇らしげにその時を待っていた 『せっかくだからこの手紙を』 “この景色はまるで僕と君のようで 映し出したニセモノの姿で笑いあっている 元気にしてるか?飯は食ってるか? どうなんだ? 君の日々を願っているよ” いつだって輝く太陽 地平線に切られた半分で僕を照らす 「涙は拭けよ」って 自分で自分を抱きしめて笑顔で行くんだ 涙と手を繋いで僕はここで生きてゆこう

アーティスト情報

2017年9月結成。 ブルース、カントリー等のルーツミュージックをギターロックサウンドに昇華し、 Vo岩崎の歌詞の世界観を楽曲に表現する東京発の4人組ロックバンド。 2018年2月に1st 両A面シングル『星と鏡/ゼフィランサス』リリースし、 6月にはMASH FIGHT! Vol.7、MONTHLY ARTISTS "に選抜され、リスナー投票にて1位通過。セミファイナル、ファイナルに進出。 2019年6月に『おかしな話』配信リリース。7月に『一編のレゾンデートル』配信リリース。リリックビデオ『一編のレゾンデートル』を公開中。 次世代のロックスタンダードを目指し精力的に活動中!

shea

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