歌詞

作詞：ピカてん

作曲：ピカてん

こだわってばかりのスイーツなら安っぽい味のプリンが 食べたくなるようなそんな日にはいつもより早起きで 片付けしよう 顔を洗おう お掃除は念入りに 少しだけ優等生な気分で窓を開ける 単純な事ばかりが 嘘をつくようになってきて 普通がいいさと笑う 気持ちは何処行ったの？ ある日のこと 幼い頃 味わった ママの味は何だ？ 100円くらいで買えたあの日のプリンの味は？ 今日も皿に出さずに食べ進める最後にあるカラメル 苦さのカケラもなくあっさりとして夢中になってたあの頃の餓鬼 片付けしよう ゴミで捨てよう 時に哀しい声で鳴く 完璧なんか追い求めて訳も分からなくなる 単純な事ばかりが 何もかも嘘に見えて 「諦めたよ」なんて笑う気持ちは大人のそれなの？ ある日のこと 幼い頃 何が 嬉しくて追いかけたの？ 安っぽい市販のプリンが結局原点だとしてさ 特別な事ばかりが 全て美しく見えて 単純な事ばかりを無駄にして歩いていた 家に帰れば整理整頓された部屋の 隅々に惰性のこだわりと忘却が見えた そんなことで何が優れてもないのに 窓から差す太陽の日はとても明るくて 単純な事ばかりが 嘘をつくようになってきて 普通がいいさと逸らしても普通など見当たらない 何でもない日々の中で 嘘をつくようになってきた 少しだけ気分の良い日に破り捨てて息をしよう ある日のこと 幼い頃 味わった 僕のスタンダード カスタードプリンの味もいつかまた忘れ、思い出すのだろう そんなもんさ そうやって歩いて行こう