電脳牢獄エスケイプ

ぽこ
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楽曲解説

ココロの声が聞こえてしまう彼女にとって、教室は罵詈雑言が飛び交う牢獄のようだった。しかし、家も、インターネットもまた、彼女には拷問室のようだった。

歌詞

作詞:ぽこ

作曲:ぽこ

モニターに反射した自分に嫌悪感を抱くのは何度目だ 開かない窓のカーテンはもう外と内を遮断した 現実と乖離した能力は嫌われ仲間外れ「立ち止まれ」 明るい青の画面ももう眠るようにシャットダウンした 誰もが「普通」しか知らない教室では 私は奇怪で排除される「バグ」 黙れば何も言われずに済むけれど コミュ力は壊死寸前 脱獄と銘打った不登校の一日は 心地が良くて手錠が外れた気がした ここなら誰の目も気にすることはないね 求めていた「普通」の生活を送れるかな モニターに反射した自分は幾分かマシな顔になった 咲かない桜の話をニュースは取り上げてる ネットの掲示板で話題の「能力者について語るスレ」 苛虐な羅列の言葉はナイフよりも鋭利でしょ 人の心を読めてしまう能力なんて 妖怪みたいな扱いされる「タグ」 結局何が正解だったのかな どうせネットの囚人です 脱獄と誤想した家という楽園は ここらで私を堕とすには十分で いつか描いた目を輝かせる世界は もう叶わないんだと知るのが遅すぎたよ

アーティスト情報

ボカロP。

shea

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