歌詞
作詞：布川輝昇
作曲：濱田虎太郎
命尽くせ 暗い世界 独りの夜 描いた夢は 人知れずに消えてく 大した意味もない どうせ見向きもされない 背後に付き纏う 声を捩じ伏せて 間違ってないと言い聞かせた 誰にも届かぬ夜に 逃げ出した先も 同じならば ここで命尽きるまで 独り覚悟を決めた 夜は美しい 誰とも繋がれない夜に 初めて気付いた 貴方の影に逃げ込んだ それが俺だった 淋しさに負けて 楽な幸せ抱いて この群れの中 生きられたとして 地獄を見なければ そこは天国だろうか この募る思い 蹴飛ばして 間違ってないと言い聞かせた 誰かを求める夜に 逃げ出した先も 同じだから ここで命尽きるまで 独り覚悟を決めた 夜は美しい 間違ってないと言い切れずに 己を疑う夜に 今進む道の 終わりが見えても 辿り着くまでは 間違ってないと言い聞かせろ 誰かに届くと信じて どれほどの時を 捧げるとしても 己独り生きるまで 手を止めるな 虚しくても不自由でも 美しき夜に 命尽くせ
楽曲解説
静と動のコントラストが美しいミドルテンポのロックナンバー。孤独な深夜の情景を描くようなダークで幻想的な雰囲気で始まり、徐々に感情が高ぶっていくドラマチックな展開が魅力。ツインボーカルが紡ぐ哀切なメロディと、ギターの響かせる激しいフレーズが印象的で、聴き手の心に突き刺さる一曲です。 「孤独」と「葛藤」がテーマの歌詞で、自分の信じた道を独りでも貫こうとする決意を綴っている。誰にも届かない暗闇の中で、自分に「間違ってない」と言い聞かせながら孤独に耐える姿は切実で、「独り覚悟を決めた夜は美しい」という印象的な一節にその美学が表れている。 静かな夜に、自分自身と向き合う勇気や覚悟が湧いてくる一曲。 切なくも力強いサウンドを体感してください。
アーティスト情報
qlaria(クラリア)は『全員主人公』 をスローガンに掲げる、5人組ロックバンド。 90年代のハードロックや平成のアニメソングをルーツとしたラウドかつキャッチーなバンドサウンドで、等身大の生き様を綴った言葉をぶつける。 ツインボーカル×ツインギターを基軸とした、熱量のある楽曲が特徴。
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