歌詞

作詞：イセキユウト

作曲：イセキユウト

雨が降る夜は朝を歌っては泣いた 誇りを被った心を砕いただけ 僕はただ1人僕を嫌って 街角の夜空を見上げている そんな感情も嫌いだ 雨が降る夜に彼岸花、雫一つ 乾いた感情は雨に降られたまま 街灯が照らす午前2時は 夜明けに沈んだ世界の中 感情が僕を亡くした 僕の糸は今切れて ブレーカーが落ちた 時計の針はただ今をさす 1人ただ立ち尽くした 午前3時の頃 砕いたモノの欠片は落ちるだけ ただ朝を待ち ただ明日を待ち 繰り返す日々は過ぎていく カタチのある物はいつか 壊れ始めていくんだ 気持ちのひとつ命のひとつ 繰り返し明日を繋いでいく 今日だっていつか終わるんだ 完璧なんかを探した今日も過ぎてく 吐き出せず僕は言葉を閉ざしただけ 「借り物の心を捨てなよ」 また朝を迎えて傘をさした 感傷的に浸る僕だ 僕の糸は切れたまま 雨音を垂らした 水溜まり、晴れた空を綴った 時の糸また千切れて 今に穴を開けた 砕けたモノの欠片は沈むだけ ただ今が過ぎ また今が過ぎ 繰り返して針は廻る 今を生きることはいつか 終わりがあることなんだ また日が射した 午前5時過ぎ 暇なく蒼は咲いてく いつだって世界を嫌った