歌詞

背筋をのばしたままで息が詰まる まっすぐと手を挙げたり返事をしたり 良い子に見られるように顔を作る 真っ暗な世の中に疑問はない 日々に浮かぶように漂う正しい回答 心の声をかき消すように　きっとこれでいいって 呼吸が整う前に水に篭る 歪んだ視線の先に映った虚像 水面越しの僕はどう見えてる？ 心に嘘をついてそんな姿勢を正す 目を覚ましてしまったら気づいてしまう 人は水の空間で息ができないって 慌てて浮上したなら命はつづく そんな当たり前の日々もたまに遠くなってゆく 背筋を緩めながら息をついて 水面を眺めては同化しようとして 鏡越しに見た僕は歪んでいても まあ悪くはないなって思えば楽だと知った