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作詞:椎崎楓馬
作曲:浪漫派マシュマロ
くらくら揺らぐ瞼、眩む昏い窓の裏で 群がる血のような深紅が歌っていた ひらひらと開く花びらに似たスカートは 天色の風に吹かれ誰の真似も枯れ果て 焦燥した表情 肖像画は 虚ろな骸に移ろうようだった 花瓶に挿した華は真っ赤だ 唇に見る紅は泣いている 熱情や愛や希望を華に喩えたなら 余って払った感情すらも馬鹿らしくなった 悲しみ憎しみ慈しみ、それら全てを 永遠に美しいままで咲かせてくれ つらつら辛さすら掴むなと溜まるカルマ 連なった血のような鎖を繋いで へらへらと減らず口では選んで賭けた 硝子が紅く染まる、まるで鴉描くよう 朦朧、嘘、独奏、相同の胸像は 虚ろな骸に移ろうようだった 湿って乾いた眼は真っ赤だ 積み木崩し続き、軛は無意味 劣情やエゴや欠乏を華に喩えたなら 余って笑った感情すらも殻に閉じ込め 愛しさ恋しさ切なさ刹那の連鎖でさえ 二度と無いように一つに纏めて濁してくれ 絶望か愛か希望か虚無か灼ける儘か 深紅の華が映しているのは何だったのか 喜び、悲しみ、何もかも腐り落ちて 廊下の奥の影はきっとそうだ 人の業さ 現在や善や将来を華に喩えたなら 余って払った後悔さえも馬鹿らしくなった 原罪や業や贖罪、過去を薔薇に重ね 真っ赤な華の蕾の中で眠りましょう
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