歌詞

作詞：櫻井さく

作曲：櫻井さく

「おやすみ」をなぞった 流線型の星屑たちが せーのでこぼれ落ちて 物語がはじまる 寂れた夜を越えて スプーンの先に映る あなたの曲がった顔 笑いながら 過ぎる日々も悪くないと思えた 「おはよう」 結んで、解けて、掴んだ手と手が モノクロなぼくたちを染めていく 雲が割れて光浴びて 咲いてる花のように カラカラに乾いた 大地を潤す雨みたいに あなたは注ぎ続ける 今欲しい言の葉たち 穴ぼこを埋めてゆく そんなこと今のぼくにはできないけど 懲りずにここから 笑って、泣いて、探して、こぼして、 ときめいて、壊して、抱きしめて 名前のない世界を染めていく かけがえない日々数えて 無数の願いがまたたく夜 無機質でも希望が交差する朝 定規で繋いだ直線より 少し曲がったくらいが ぼくらにはちょうどいいんだよ 結んで、解けて、掴んだ、手と手が モノクロなぼくたちを染めていく 笑って、泣いて、願って、こぼして ときめいて、壊して、抱きしめて そんな日々に手紙を書こう 綺麗な花を添えて ぼくたちは ずっとありのままで