青海波〜SEIGAIHA〜

SHEART/奇道ぱーぷる
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楽曲解説

男性(24歳/8/31生 ) ・祭り、花火、楽しいこと好き(パリピではない) ・偏差値55くらいの大卒、現在は家業(自転車屋)を継いでいる。 ・片思いと思い込んでいる ・ヘタレ 女性(26歳/4/26生) ・日本文化に精通している、古風なタイプ(大和撫子的な?) ・典型的な優等生、現在OL ・口数は多くなく、気持ちを口に出すことは少ないが、無口というわけではない ・片思いと思い込んでいる ・これが最後の恋だと思い、「永遠」を意味する青海波柄の着物を着てくる。重い。 背景 ・二人は2年半前、共通の知り合いの紹介で出会う ・複数人で出掛けることは多かったが、2人で出掛けるのはこの花火大会が初めて。 ・お互いに片思いだと思い込んでいる。 ・女性の方が二つ年上。男はヘタレ、女は重い。 [intro] 夜空に放った 儚き花びら 一つの願いが 淡く瞬いた (20:25。落ちサビの同歌詞の部分と同じ時系列。) [Verse1] 午後五時 時間通り現れた 君と一緒に歩く人混み 袖を通した浴衣は いつになくほんの少し艶やかだ (17:00、改札で待ち合わせ。1Aでは描写はないものの、屋台で寄り道しながら花火会場へ向かう) 腰下ろした河川敷 ぎこちない空気が変に焦らせる 駄目だね…と感じた瞬間 最初の花火が打ち上げられる (18:30〜19:35、鑑賞場所を見つけるものの、話題は続かず男は半分諦めモード。そこに最初の花火が上がる。) 風にざわめく芝と波音の 心模様 (19:00頃、女も余裕がなく、会話もままならない。反面、情景と心情を重ね合わせ、客観的に自らの余裕のなさを自覚する。) 鮮麗に煌めく水面(みなも) 歪形(いがみなり)な光が踊る (19:35頃、花火が始まる。川に映る花火は歪んだ形しており、自身の順調ではない(と思い込んでいる)恋愛を重ね合わせる。) [HOOK] 夜空に放った 儚き花びら 一つの願いが 淡く瞬いた (「二人で共に居られますように」という淡い願いを、花火に掛ける。) 星空に舞った 切ない花火は 音を立て咲いた 溢れ出す涙 (しかし、花火は打ち上がると共に弾け散る。叶わぬ願いのように思え、涙が零れる。) [Verse2] BGMよりも響いてる心拍のBPM 絶えず打ち上がる花火 映し出す本心 まるで興味のない素振りなんてとうに見抜かれてる筈 (19:50頃、花火の光により男の本心も見透かされるように思え、BGMなど耳に入らない程心拍数が上がる。) 向かう通りで買ったかき氷のように 溶けてくの?夏の思い出 口にすれば本当になりそうで 覗いたファインダー越しにスターマインが照らす涙 (20:10頃、スターマインが打ち上がる中盤。1Aで描写されなかった屋台のシーンを回想。この思い出が消えてなくならないように、せめて写真に押さえようとファインダーを覗くと、女の頬が涙に濡れている事に気付く。) 鳴り止まぬ歓声に 叫びさえ 掻き消され 想いはこの身を駆け巡り 二つの影が闇に燃ゆる (同時刻。女にはBGMよりも周りの歓声が耳につき、心の叫びは男に聞こえることはない。想いばかり周り、花火に照らされた二人が浮き出る。) [HOOK] 星空に舞った 切ない花火は 音を立て咲いた 溢れ出す涙 (サビ後半だけリフレインさせ、切ない側面を強調) [Verse3]  大玉が鳴らす鼓動が心また掻き乱す 此処から先は自ら決めるしかないから (20:15頃花火の音が、男を急かすように鳴り続ける。先程の涙で、両想いかもしれないという気が、ほんの少しだけした。) 不甲斐ない心繋ぎ合う 暗い闇にもあの光が 灯るように一歩踏み出した 今迎えるクライマックス (その少しの可能性に賭け、男は想いを伝える事を決心する。花火が暗闇を照らすように、叶わぬものだと思い込んでいたこの恋愛が成就するように。花火は終盤を迎える。) [Bridge] 青海波に身を包んだ 願いは変わらぬまま (女はこの日、青海波柄の浴衣を選んで着た。無限に広がる波紋が柄となった青海波は、未来永劫の願いを意味する。自らの想いに気が付いた時から、その願いは変わりない。) 秘密は貴方に気付かれる事なく時が過ぎる筈 間もなく迎える宵五つ半 (しかし、その願いは伝えることが出来ず、かつ男に気付かれることなく今日一日も終わるのだろう。江戸時代の時間換算で、秋分の宵五つ(戌の刻)は20:00~21:00を、五つ半は21:00~22:00を指す。厳密には"宵五つ半"という時刻は存在しないが、20:30を示す表現として用いられている。) [HOOK] 夜空に放った 儚き花びら 一つの願いが 淡く瞬いた (イントロと同時系列。繰り返された歌詞ではあるが、この落ちサビの「一つの願い」は、大サビの最後の花火を指す) 最後の花火が 打ち上がった時間 貴方が塞いだ 二人の間 (20:30、花火の終了と同時に、初めて男は好意を表す。) 全てが止まった あの時私は 息も出来ないまま 溢れ出す涙 (想いが伝わったことも、男が好意を持っていたことも、女は受け止めきれない。思考が追い付かず呼吸すらも止まる。ようやく理解できた時、先程まで流れていたものとは違う意味の涙が溢れる。)

歌詞

作詞:奇道ぱーぷる

作曲:奇道ぱーぷる

【intro】 夜空に放った 儚き(はかなき)花びら 一つの願いが 淡く瞬いた 【Verse1】 午後五時 人の多い大通り抜け 君と共に歩くこの路地 袖を通した浴衣が魅せる姿は 少し艶やかだ 腰下ろした海岸線 ぎこちない関係が生む距離が焦らせる 仰いだ瑠璃色の空目掛け 最初の花火が打ち上げられる 風にざわめく芝と 波音の 心模様(こころ) 鮮麗に煌めく水面(みなも) 歪形(いがみなり)な光が踊る 【HOOK】 夜空に放った 儚き花びら(はな) 一つの願いが 淡く瞬いた 星空に舞った 切ない花火は 音を立て咲いた 溢れ出す涙 【Verse2】 BGMよりも響いてる心拍のBPM まるで興味のない素振りなんてとうに 怖いほどに見抜かれてる筈 二人で向かう通りで買ったかき氷のように 溶けてくの?夏の思い出 口にすれば本当になりそうで 覗いたファインダー越しにスターマインが照らす涙 鳴り止まぬ歓声に 叫びさえ 掻き消され 想いはこの身を駆け巡り 二つの影が闇に燃ゆる 【HOOK】 星空に舞った 切ない花火は 音を立て咲いた 溢れ出す涙 【Verse3】  大玉が鳴らす鼓動が心また掻き乱す 此処から先は自ら決めるしかないから 不甲斐ない心繋ぎ合う 暗い闇にもあの光が 灯るように一歩踏み出した 今迎えるクライマックス 【Bridge】  青海波に身を包んだ 願いは変わらぬまま 秘密は貴方に気付かれる事なく時が過ぎる筈 間もなく迎える宵五つ半 【HOOK】 夜空に放った 儚き花びら 一つの願いが 淡く瞬いた 最後の花火が 打ち上がった時間 貴方が塞いだ 二人の間 全てが止まった あの時私は 息も出来ないまま 溢れ出す涙

shea

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