
歌詞
作詞:志摩陽立
作曲:志摩陽立
街中の憂鬱を一手に引き受けたような 違う匂いのする季節の風が吹く 遠く離れた街の青空は僕の抜け殻みたい モヤの塊が浮いているよ 淡い恋の歌が過去と結びついていく 少し前まではどうでも良かったのに 普遍的な言葉は薬にも毒にもなれるだろう 夕暮れに汽笛の音が溶けていく 数え切れないモノローグがある あの日出会った君と僕だって 交差したただの偶然の一つだった 泣きたいほどに胸の奥が痛む 悲しい出来事はどこにも無いようなはずなのに 僕が忘れた自分がこの場所にいるよ 短い夏だった君がいたはずなのに パズルのピースが1つずつ欠けていく 君に書いた手紙は送れずに もうどこにあるのかも忘れて 昔話の一個になりそうだよ そしてあくせくしている間に時計は また全てを忘れてしまえと言わんばかりに回るよ 数え切れないモノローグがある あの日出会った君と僕だって 交差したただの偶然の一つだった 泣きたいほどに胸の奥が痛む 悲しい出来事はどこにも無いようなはずなのに 僕が忘れた自分がこの場所で 手を振るよ 図らずもそれが 僕の背中を押しているきっと サヨナラとは違う意味で映ったから 煩わしくても 憎らしくても 全てがここから始まっていった だから僕らが忘れた自分がこの場所にいるよ
楽曲解説
自身のルーツである、00年代のj-popを強く意識したポップチューン。 懐かしさと切なさとキラキラ感が共存するエモーショナルな一曲。
アーティスト情報
北海道札幌市出身のシンガーソングライター。ギター、ベース、ドラム、キーボードなど様々な楽器を演奏するマルチプレイヤーとしての一面もあり、自身の楽曲においては、レコーディング、サウンドプロデュースなど全て一人で完結させている。 90's~00'sのテイストを色濃く引き継いだポップスをベースとした、ジャズやソウル、AORなどの要素が絡み合ったサウンドと独特なメロディーと詞が調和する楽曲が特徴。 2021年、1stEP「SEARCH:01」、1stAlbum「Dozen」をリリース。2023年、Single「ステップ」を皮切りに12ヶ月連続リリース。2024年、初の全国流通盤「Sezon -archive collection 2023.04~2024.03-」をリリース、ツアー「Sezon Release Tour with 烏兎 -uto-」を開催。2025年5月21日2ndAlbum「Love & Affection」リリース。










