歌詞

作詞：端口つとむ

作曲：端口つとむ

指の無い運転手さん　街中に春を運ぶ 浮かれ猫　路地を駆け抜け　魔都に浮かぶ夕桜 一斉に弾き出された人の波　夜の街へ 人生はあっと言う間なのに　一週間は長いね 　宵闇　転ぶ幹事　花を持つ人々 　出会いと別れの叩き売り　 　魑魅魍魎を掻き分けながら　我が愛しの独りの部屋へ 　春の嵐　朧の月　桜　風に舞い踊れば 　紅の嵐　ネオンの海　　 　花盗人には凪いだ海路さ 　帰ろかな　よそうかな 　寄り合って　絡まって　先へ先へ 　風の中一人きり アメリカンドッグを食べるか　思い切って冷やし中華 ナポリタンを食べながら　フランスパンを抓もう 　面妖　白い霧は　焼き鳥の亡霊 　激混みキャンセル待ちのあの店も　 　一人なら入れるかも　でも 　愛しの独りの部屋へ 　春の嵐　朧の月　花輪　少し照れくさそうに 　紅の嵐　ネオンの海　 　花盗人には凪いだ海路さ 　帰ろかな　よそうかな 　寄り合って　絡まって　先へ先へ 　風の中　一人きり 　赤鬼さん　暴れてる　 青鬼さん　戻してる 　百鬼夜行の歩みは遅々と　 　誰も彼も気にしない　気にしていない 　 ツバメが一羽　宵を切り裂く　 誰も彼も気にしないで通りすぎる 　春の嵐　朧の月　桜　風に舞い踊れば 　紅の嵐　ネオンの海　 　花盗人には凪いだ海路さ 　春の嵐　窓の向こう　桜　部屋に舞い込んだら 　紅の嵐　グラスの海　 　花盗人には凪いだ海路さ 　眠ろかな　よそうかな 　寄り合って　絡まって　先へ先へ 　風の中　一人きり