ふたりはかいぶつ

So Sorry,Hobo
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歌詞

作詞:梶原笙

作曲:梶原笙

二人はぼんやり最終電車に乗り遅れ 何かに追われる振りする遊びを始める 追うのはお化けかそれとも悪魔か殺し屋か かいぶつだよときみは言う 黄色いスカート夜風にひらひら翻し こいつはちょっぴり目立ちすぎるねと指差す かいぶつたちには黄色が金貨に見えるから さあ逃避行どこへ行く 知らない誰かの葬列二人で眺めていた 昼間のきみから漏れ出た言葉を想った 位牌を抱えて泣いている女を睨みつけ 「あれが私で、骨が君」 悲しい出来事全てを誰かのせいにして 忘れられるほど薄れていくのを待つのさ それでも心は休まず日に日に年を取る 痛むことにも慣れていく 本当はぼくらも一から十までわかっている ぼくらはとっくに人の世界からはぐれた それでも気付かぬ振りする弱さを許してね 少し隣の人たちよ なんだかぼくらはすっかりくたびれちまってさ とっくに燃料切れした錆つく身体で 蛇足と呼ばれるすべての無意味を抱きしめる ぼくも似たようなものだから 短い呼吸の間でぼくらは見つめ合い 千年前から友かのように振る舞う それでも今更言葉にするのは恥ずかしい 愛も知らずに頬は紅 ぼくらはまだ途中 ぼくらはまだ途中 ぼくらはまだ途中 ぼくらはまだまだ途中にいる 自分がかいぶつなのかもしれない気がしてさ ぼくらはこれからどうなるだろうと呟く 『美女と野獣』ならそこそこ好きよと笑っている きみがかいぶつ そう気付く 祝福されない命があるなら 恐らくぼくらがそうなのだ それでも悲しくないのは とっくに人ではないからなのだろうか おっかなびっくり手を繋ぎ 人世の隅っこ歩き出す かいぶつふたり かいぶつふたり

アーティスト情報

紆余曲折を経て2016年春から現編成。 ​「内在するファンタジーの再現」を目標にマイペースな活動を展開。 過ぎた時間と去っていったものを題材にとったノスタルジックな歌詞世界、ミニマルなのに踊らせない生煮え気味のビート感、ロックマナーを尊重したり無視したりするギターなどを内包した素っ頓狂な楽曲の制作に日々励んでいる。 ・梶原笙 ……歌とギター ・岩井正義……ギター ・生田聡平……ベース ・足立蓮 ……ドラム

shea

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