
歌詞
作詞:左沢颯樹
作曲:左沢颯樹
止まらぬ雨に濡れながら思ひ合ふ 『過去の話今の話ごった返しの日差しの繰り返し』 忍れど桃源郷は空事になりにけり 『流れる時檻の中でうそぶく この現実を床に嘘つく』 信じれないの 言葉 小袖に通す腕は虚しくて... 袖を涙で濡らしていつか雲隠る 囚われた舞姫の残された儚い人生を謳う 物語は美しきかな 誰も彼にも止められない 在り日しの美美しく流離ふ浮舟の如し 想い馳せ徐々に 走馬灯に香る音が はぁ 死んでしまえば誰が綴る? こんな綺麗な夜なのに涙流してる 移り変わりゆく景色と一緒に消えてしまえば 末路は晴れることない雨模様 美しき呪いは誰をも愛せぬお姿で... 血濡れの裾上げ百年も のたうちまわりけり 変わり果てた体が なぜか 暖かく この物語の末尾を飾る素晴らしき世界を 私は見ることができないのかな 嗚呼亡き人よ... せめて幸あれ...
楽曲解説
大正時代をモチーフとした、侘び寂び溢るる曲です。 大正時代に冤罪で囚われてしまった舞姫の悲しみと憤りを歌った楽曲です。ダークな雰囲気ですが、日本人の和の心をくすぐるはずです。日本人で生まれてよかったと思えるような日本語の美しさをふんだんに使っております。ぜひ聴いてください。
アーティスト情報
2002年11月30日生まれ。兵庫県出身。 美しく狂気的な音楽を制作しています。











