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別れの後の寂しさと雨の情景を描いた曲です。 雨の音であったり、ラップ調を入れたり色んな要素を取り入れました。誰かの生活の物語のほんの端っこにでもこの曲があったらと願って作った曲です。よければお聴きください。
作詞：Tatsuya Higuchi
作曲：Tatsuya Higuchi
真っ雨 振り泣いた雨 土砂降りの中 走り出す君の影 霞んでいくは 滲んでいくは 景色と記憶の中 なぜだろう 悲しいはずなのに 涙が出てこない 終わりのち後悔先に立たず 廻れば巡るほどに痛むのに そこには何も映らないはずなのに それでもやっぱり笑いたいや 気持ちのちいずれ晴れ間に変わる そのときをひたすらに待ち焦がれて そうだ傘を変えよう 新しい靴も なるべく君の声や匂いが 混ざってないように 自分を作っていく 降り抜いた雨 叩くその音 かき消してくは声 隠したのは 仕舞ったのは 表情と本音の歌 どうしてこんなに痛いのに 声が届かないの 2 雨はのち心を流すように 次第に強く降り始めたよ うるさい無音もかき消していくように ひたすら繰り返すあの日の声 時は経ちいずれ強さに変わる その時をひたすらに待ち焦がれて 垂れ流す 雨がさす 寂しさを紛らわす 耳塞ぐHead-Phone 聴き流すJ-Pop 一人きり帰り道 呼吸が辛くなる 孤独知り もうこれきり 上を見ようか 暗くなる前には帰ろうか 不意に思い出す「別れようか」 振り抜いた雨 その勢いで 幾ばくのない過去を 流しとくれ 振り切っとくれ 忘れさせておくれよ もう少し強くなるために 今は隠しとくれ 分かり合えない心の奥 冷め切った恋はこの雨のよう 君の街まで続いてるなら また違うことを思ってるかな 降り出す雨は これからもそう 切なさを運んでくるだろう 傘を差した 左側の 体温がまだ残っている どうしてもう いらないのに 振り泣いた雨 土砂降りの中 走り出す君の影 霞んでいくは 滲んでいくは 景色と記憶の中 なぜだろう 悲しいはずなのに 涙が出てこない
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