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作詞:百合
作曲:百合
時々両手が要らなくなる。切断したくなってくる。ひたひた押し寄せる空白は、私の身体を埋め尽くしていった。なんにもない。なんにもない。此処は本当に何も無いのだ。私の代わりはいくらでも居るとそう言われているようだ。私は弱いのだろうか。私が悪いのだろうか。何もしていないのに悪者になった気分にもなる。 結局自分を殺せない私はそんな自分に腹が立ち、身体中を強く殴る。腹が減り、結局朝ごはんも食べてしまうのだ。居なくなっても良いと思っているはずなのに、生きてしまっているのだ。なんて惨めなのだろう。なんて惨めなのだろう。 息を吸う2センチ。気持ちの良い空気。ようやく眠気がやってくる。どうかこの朝よ続いて。続いて。 眩しい光が差し込んだ。私は逝けるね。頭に血が昇った。どうかこの朝よ続いて。夢よさめないで。夢よさめないで。
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