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くじらのような大きな存在のもの(例えば、家族とか夫婦とか目指していた夢とか)とずっと生きてきたけど、それを失ってしまってどうしたらいいかわからないまま時が止まってしまったような毎日を送っていた女の子。 だけど今、人との温もりに小さな光や喜びを感じていて、少しだけ前に進める、時がまた動きだしそうな予感がする。 失ったものをうまく処理して出かけるということは今はできないけれど、ただここにある温もりを頼りに生きていけばいいのではないかと思う。
作詞:エイミ
作曲:エイミ
手をつないで あの角を曲がるところまで 話をして ほろほろほどけるお菓子のように 触れ合う指 息を吹き返す小鳥たち ぬくもりだけ それだけじゃだめですか? クジラに乗って旅に出たけど クジラはいつか眠ってしまって あたしはずっと泣いていたけど そんな話はどうでもいいの どうでもいいことにしようと思う 手をほどいて また明日ねって言う 柔らかいな 悲しくなる前に 春風に乗ろう クジラはきっと さよならもなく あたしはずっと旅を続ける 明日がちょっと 見えてくるなら 「あたしらしく」なくてもいいの そんなのないことにしようと思う
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