歌詞

雲がかかる夜更け空の不鮮明な 名もない詩に心弹いては 止まらない時計に指をさすよ 現在を過ぎる人よ 早すぎる秒針掴めない癖に しがみつこうと必死にもがいている いつかは止まる癖に永遠に動くもののように 何億とある命の種を生意気なその糸が ほつれさせる 雲がかかる夜明け前の濃い紫 弱い音ばかりに反吐たらしては 変わらない世界に 中指をさすよ 元の自分次の自分現在の自分 知らないものばかりに 包まれてはまた迷子になるよ 日が差し出す夜明け後のねずみ色に 期待任せてはまた涙して 潤う視界に尖る歯をさすよ 雲がかかる夜更け空の不鮮明な 名もない詩に心弾いては 止まらない時計に指をさすよ 戻らない針を 嘲笑うよ