
歌詞
作詞:ystk
作曲:ystk
美しい世界に僕の居場所はあるのだろうか 黄昏をいざ征け 此処に居る事 それが全てさ 嗚於 一つの汚れもなく、僅かな歪みもなく、 ただ一片の乱れもなく、嘘も罪も悪意も下心もなく、 悪戯も傷も刻印も、欲情も怠惰も出来心もない、 整然と組み直され蹂躙された。魅力すらなくなった世界。 妖精ばかりが飛び交って、今では見慣れて飽き飽きだ。 あなた方はお願いばかり。 私の願いはただのひとつさえ、聞いてくれないのに。 曲がらぬことこそが美であると さも正しげに 苦しむことこそ美々しいと うるさいな、汚いな 美しい世界は 常識は誰が決めるんだ? あなた方の当たり前を僕は知らない。 正解を選ばなければ指を差されて倒れても踏みつける社会。 妖精ばかり羽根広げて、いつまで経っても手痛いな 言葉遊び・流行り・廃り。 本当の事はただの一度さえ言ってくれないのに ごみ屑にまみれて 甘露甘露 好きにしやがれ あなたの正義には酔わない 薄汚れても 前を向くのさ ごみ屑にまみれて 美しい世界に僕の居場所はあるのだろうか 憧れを追い越せ はや幾とせ 積み重ねては 優しさはするり・と 心の奥に傷を付けるぞ この場所にありがとう 此処で生まれて此処に死ぬのさ 美しくなくとも
楽曲解説
コロナ禍やSNSなどの社会的不安や情勢を歌った曲。
アーティスト情報
島根県発スペースパンクバンド。2012年本格始動。“遊びましょう。”この一言でライブは始まる。ブレイクを多用した、キャッチーなメロとショートなパンクにシンセサイザーやエフェクターによるデジタルサウンドを織り交ぜ、”スペース・パンクロック”を鳴らし続ける。自主企画やミュージックビデオなど、様々な形で問題提起、戦いを挑み、世界を憂い、疑問を投げかける。「何をするかわからないバンド」「何かやってくれるバンド」というのが世界の共通認識。










