歌詞

黙る夜に呼ばれるのを聞く 浮いたままの鍵を握って 壊れたスニーカーもまるで新品みたいだと思って 湿度 潜って歩いた 建築家の悪夢みたいな 心地よさを見ない振りする 自動販売機の前 思い出してしまう何か 街の歪み 愛おしい ざらつく 重力がいつかは崩れるその時を待ち望んでいたのさ プロペラ機の窓が揺れている 軽井沢の季節を思う 壊れたスニーカーはやっぱり壊れている 高度計を見て正気を保った おばけよりも怖いものは憧れの中で煮え立っている 滑走路が引き起こすめまい 桜の色のよう 生活の隙間に挟まった あの頃 と 今との美しく正しい関係を探している ああ ゆらゆらしてる そんな日が