歌詞
作詞:辻 倫太郎
作曲:Oriai
コーヒーを淹れる間の静けさを抱きしめている うぶ毛がひかる 朝日の中 お気に入りのTシャツが波打つ 贈り物選びが苦手なわたしの上で飼い猫が寝ている 長いまつ毛の影だけが さーっと揺れた 家具屋で買った本棚をひとりで組み立てられない 自分にちょっとだけがっかりするけど いつかこの部屋に大きな絵をかける 崩れたケーキの壁を丁寧に均すみたいに 星の見えない場所に暮らす 駅は混雑 グラデーションでできあがったこの視界の 切り取り方を大事な人に委ねてしまう きっとやさしさのつもりで 眠れないわたしの前を横顔が通り過ぎた でも 貰いもののコーヒーを淹れる時間がまたくる











