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『そんな僕でありますように』は、渋井マルのシンガーソングライターとしての側面の才能を示すものとなっている。この曲では、失恋を通じて得た自己の葛藤を、軽快でキャッチーなメロディに乗せて歌い上げられており、その皮肉さがクセになること間違いなし。ストーリー仕立ての歌詞も見逃せない。 最近失恋を経験し、惨めな気持ちに満ちているリスナーにとっては特に共感を呼ぶはずだ。渋井マル自身も最近5年来の恋人にフラれている。自ら創った曲が現実に追いついてきたことには驚きを隠せないようだ。 曲の最後にジャケットの意味が明らかになるというのも興味深いポイント。ジャケットデザインは漫画家のイララモモイが手掛けている。
作詞:渋井マル
作曲:渋井マル
さあ、今日も飛び込め歯車へ 朝には完敗さ いつも さあ、今日も孤独に立ち向かえ 無敵な僕ならばね さあ、明日も呑み込め 切なさと惨めさを肴にグイっと これを“運命”と呼ぶなら残酷でしょ 無敵な僕であっても あの喫茶店の横を通る度に 思い浮かべてしまうんだ お決まりBGMと早足で過ぎる 僕はまだ化かされている 淡々と過ぎてく僕の日常は 残り香で息が詰まる 夜は過ぎる 涙も枯れる 言わずもがな僕らは他人でしょ 段々と離れる君との距離に 未だに慣れてないよ 君の特別にはなれず 今日も独りふわふわ生きて嘆いている うー! さあ、今日も飛び乗れ歯車へ 空回りばかりのMonday さて、今週も頑張ってみよか 寂しさを引き連れて あの交差点を横切る度に また思い浮かべているんだ BGMはいつもより 大きめにかけて心紛らす 混沌とした日々の中失った 小さな幸せはね 夢であれよ 明日も晴れる それだけで報われる日々はどこ? 簡単に言うなよ このストーリーに終止符は打てないよ 君のお似合いにはなれず 今日も独りぷかぷか浮かべてる いくら歳を重ねても変われない 根っから不器用な性格 君の幸せを願うふりで 心誤魔化していたんだ 散々に砕けた心の救いを 待つばかりじゃ 何も変わらない 季節は廻る 僕を変えられるのは僕自身だから 淡々と過ぎてく日々を重ねて 今日も僕は生きてる 朝が眩しい 涙も晴れる いつの間にか僕は忘れていた 段々と懐かしく思えるほど 慣れてきたみたいだよ 次逢う時は君の横じゃなくて すれ違うラブストーリーを そんな僕でありますように
宮城県気仙沼市出身のシンガーソングライター、無所属。 2024年5月、1st Single『そんな僕でありますように』リリースを皮切りにシンガーソングライターとして始動。 究極的にポップでありながら、ありふれない唯一無二のメロディライン。 ドラマティックな楽曲展開にストーリー性のある歌詞、 遊び心に富みつつ、人々の日常に寄り添う丁寧な言葉選び。 これらが絶妙に織り成され、創り上げられた上質な音楽。 これに、渋井マルの気取らない優しく包み込むような温かみと、繊細な歌唱表現が加わることで、化学反応を起こし、爆発的な中毒性が生まれる。一度聴くときっと口ずさみたくなるはずだ。 まさに『ポップの彗星』。 圧倒的な楽曲の完成度で、着実にヘビーリスナーが増え始めている。
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