歌詞

目覚まし代わりのあなたの声で目が覚めたよ 枕元の時計の秒針だけが音を立てる 時折見せるあなたの優しい横顔 僕の見る世界　一瞬だけ光の中 あの交差点を越えたら　戻れないよここには 風はどこへ僕らを運ぶの　誰にも分からない あの交差点を越えたら　戻れないよここには 風に揺れた涙はきらきら　その背中が遠くなっていくよ 夜のそよ風　僕の身体になじんでく 自分らしいよね　言い聞かせた帰り道 言葉に嘘は何一つなかった　それでも心は儚いね あの交差点を越えたら　戻れないよここには 冷たい風に吹かれなぜだか　また思い出す　冬の日の記憶 テーブルの上に二つの 蝋燭の灯が揺れる きれいだね　あたたかいよね 僕のためじゃないんだろう あの交差点を越えたら　戻れないよここには 風に揺れた涙はきらきら　その背中が遠くなっていくよ 目を閉じれば記憶が押し寄せてくる 目を閉じればいつでも あなたがいる