歌詞

そっちは満開だって こっちはまだまださ やけに視界がぼやけるのも 季節のせいにして 当たり障りのない言葉で 別れを告げた 桜が咲く気配は まだ遠いみたいだ 春よ来ないで君は去って 春風が吹いて 春白む 調子はどうだい こっちはそれなりさ 気だるく寝過ごした昼間も 季節のせいにして なんでもないようなことでもさ 感傷に浸ってしまうから 窓から吹き込んだ景色に 隠した言葉が宙を舞った 外では桜が咲いて 気づけば歩き出していて あの花明かりを目指して 1歩ずつ距離を縮めて 小さく揺らしたブランコも 季節のせいにして 遠ざかっていく月の船 白む空へと見送った 春よ来ないで 君が去って 桜が芽吹いて また出会って 春が去っても 季節が巡りまた 春風が吹いて 春白む