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作詞:桐山郁弥
作曲:桐山郁弥
花束 こんな特別な日には、君へ花束を渡したい 薔薇を100本束ねたような、大それた物では無いけど 何て事のない朝も、涙で月がぼやけた夜も 歩き続けて迎えた今日に、手紙代わりの下手くそな歌を添えて、 僕は、自堕落に日々をこなし、あちこちに傷跡をつけて 「上手くいかない」と駄々をこねる ほんとに救えない男です そんな僕の涙を拭い、「上手くいかないね」と抱きしめる 君にどれだけ救われてきたのでしょう 名前も付かない日々を君は映画みたいに彩り そこに僕を写してくれた、だから ハリボテみたいな海も、紙屑で作られた星も 奇跡みたいに綺麗な物に変わったんだ 溢れる愛を集めて、君へ花束を渡したい 薔薇を100本束ねたような、それに幾分等しい物を 何て事の無い朝も、涙で月がぼやけた夜も 隣で歩いてくれた今日までを束ねて 眠る君の頬を撫でる、夜がどうか続きますように 願いを込めて送ります 決して華やかではない街に、代わり映えなく立つアパートで 特売の惣菜をつつき、たまに目が合えば笑い合い、 「こんな時を愛していたい」なんて恥ずかし気も無く話す 君にどれだけ救われてきたのでしょう 名前も付かない日々を僕は小説みたいに綴り そこに君を描いていくから、だから、 積み上げられた悲劇も、死にたいと叫んだ心も 2人だけの秘密にしながら抱きしめて生きてこう 溢れる愛を集めて、君へ花束を渡したい 薔薇を100本束ねたような、それに幾分等しい物を なんて事のない朝も 涙で月がぼやけた夜も 隣で歩いていくと約束をするから 笑い合う日々を重ね、しわをちゃんと残せますように 願いを込めて送ります こんな特別な日には、君へ花束を渡したい 薬指で煌めく指輪に、固く強く愛を誓って 陽が射した道の上も 雨が降りやまぬ空の下も 歩き続けて迎えた今日に、手紙代わりの下手くそな歌を添えて
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