歌詞
作詞:宮崎高典
作曲:宮崎高典
生乾きの湿った夜風が 空っぽの胸に忍び込んで 淡い思い出に 僕を誘い込む あの頃の僕といえば 終わりのない夢を見てた 絡まっていたものは全部 君の笑顔で解ける 君はどうだったんだろう 聞くまでもないけれど 夏が来る度 確かめたくなるんだ いつの日か君のことも 忘れてしまえるのだろう 繰り返す出会いと お別れの中で きっと こんな風に思いながらも どこか君を探してしまっているんだ 何回 夏を超えても 冷め切ったそんな視線じゃ 悲しくなるよ それでも隣にいたくて いつも通り振る舞ってた 遠くを眺めて なんとかやり過ごそうとしていたこと 夏の景色で思い出してしまうんだ 何かにつまずいた時 震えて眠りにつけない時 そんな時は僕のこと 思い出してしまえばいい ふっと 朝を迎える頃には僕ら それぞれの日常へと向かう 背中を押されるみたいに ああ、またこんな夜になってしまったな 今夜もこのまま眠れなくなってしまうかな 叶うのなら君の隣で また 花火を見られたらいいな 今もそんなことを思いながら 夜空に打ち上げ花火 君が照らされる度に 耳と目と束ねた透き通る明るい髪 綺麗だった 今年もまた 咲く花火は 誰かの隣で見上げているのかな いつの日か僕のことを 忘れてしまうのであれば 気まずくなっても嫌われても 君に早く告げないと そんなことを思ううちに 最後の大きな花火が上がって また夏の終わりを告げる
アーティスト情報
「いつもポケットにある音楽」 神戸の3ピースバンド












