歌詞

春めく罪 夕陽が沈んで濁った海に 吐き捨てて、許されない味を 抱きしめてほしいの罪ごと そんな資格もないのに 飽くような(毎日も) 嵩の増えた(ずるい嘘も) 冷え切った(宵の波に) 攫ってほしい！ なんでもないことが全部 きれいに見えたんだ！今日は。 「こんな日に死ねたらいいね」 手を取って笑って 愛も意気地もないくせに どんな顔で生きりゃいい そっとしといてなんてわがままでしょうか 微睡む肌に柔い光注して蝶が止まった 記憶に似たこれは夢かな また戻ってしまう 錆びついていたいの芯まで 指で傷痕、引っ掻いて、痛いね 疼くような(思い出も) 焼き増しした(淡い言葉も) 得体の知れない(黒い波に) 盗んでほしい！ どうでもいいことは全部 deleteで消して、かみさま。 「そんなのらしくないよ」なんて 言われちゃってバラバラね ユーモアなんてないくせに どんな風に笑えばいい きっと初めから間違いばっか だけど なんでもないことが全部 きれいに見えたんだ、今日は。 「こんな日は死にたくないね」 手を握って泣かないで 愛も意気地もないけれど 今日もそばにいたいのに そっと指先で春めいた頬に 期待をしてまう、そんな罪に。