タイムカプセル

アキレスと亀
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楽曲解説

Δ楽曲について  「タイムカプセル」は僕の故郷である福島県大熊町での思い出と、そこで出会い共に育った友人たちへの想いを込めたとても個人的な曲です。 東日本大震災および福島第一原子力発電所事故からおよそ10年が経ち、街の中から僕の知る風景が徐々になくなりつつあること、それでも未来へ向かって復興していく街やそれを担う人たちの様子を、勝手ながら音楽と映像の中に封じ込めたいと思いました。  そして僕が尊敬する音楽家、ハヤシケイさんに楽曲アレンジをしていただきました。僕自身、ケイさんの音楽に何度も背中を押してもらった人間の1人です。今回その力を借りて、僕の個人的な曲から、より多くの人に届く形で、あなたの故郷や友人へ想いを重ねられるメッセージソングが生まれました。ぜひ、大切な場所で大切な人たちと一緒に聴いてもらえたら嬉しいです。 (Vo/Gtヨシダユウスケ)

歌詞

作詞:ヨシダユウスケ

作曲:ヨシダユウスケ

時計台と児童公園 17 時のサイレン 追いかけたあの背中 思い出全部閉じ込めたまま 眠る街を照らす夕焼け さよならだけが人生だと 笑う君の声は震えていた タイムカプセルに大事に仕舞った 僕らの未来と全然違っていても 続きを選んで歩みを止めない 君の柔らかな笑顔で 景色が滲むよ もう一度が二度と来ない 嘘みたいな今が本当だから 唄にしたいな 君の全てを 失くしてもまた見つけられる様に さよならだけが人生なら 今この瞬間だけは離さない タイムカプセルに仕舞い切れなかった この街の匂いをいつか忘れてしまっても 息を吸い込んでこの足で立って 君の隣にいるだけで 世界が煌めく まっさらになったって 忘れてしまったって 君と見た景色は ずっとずっと僕の 心の中に タイムカプセルに大事に仕舞った 僕らの未来と全然違っていても 続きを選んで歩みを止めない 君のまっすぐな眼差し 大事だったままで不確かなままで 分からないままでいつか忘れてしまっても 息を吸い込んでこの足で立って 君の好きだったこの景色を 未来へ贈るよ

アーティスト情報

“いくつになっても子ども心を忘れない” 誰もが心に秘めた青春を想起する声、 あの日々の情景を呼び覚ます歌詞を届ける。 福島発ジュブナイルポップバンド「アキレスと亀」 メンバー(L→R) Gt/Vo:ヨシダユウスケ Dr:中川 彰 Key:ともき Concepter:カレン

shea

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