歌詞

作詞：ruto.

作曲：ruto.

美しい日々だけを見れたら どれだけ今が幸福だったろう 知れば知るほど 苦しくなる苦しくなるんだ 今日も人身事故で電車が止まる 人混みの中で誰かが舌打ち 人の死が悲しいと言いながら 僕ら冷たい人みたいだ 誰かの血が染み付いた線路を進む 誰かの血で出来た赤い水溜り 誰もが知らぬ顔で歩き続ける 誰かの死体に花が咲く様な日々を僕ら 幸福と呼んでいる 流星空を泳ぐ重量に負けた星 それを綺麗だと誰もが笑っている それがおかしいと言う私も 誰かの手を握り 幸福を感じてる 悲しい気持ちを知れたら どれだけ僕ら優しいなれたろう 後悔するほど 悲しくなる悲しくなるんだ 今しがた家を出た誰かが空を飛ぶ その下に群がる醜い亡者たち 人の不幸で喉を潤すほど 僕ら飢えてるみたいだ 誰かの涙の雨を傘さして歩く 誰かの涙で出来た青い水溜り それを迷惑そうに避けて歩く 誰かの死体に花が咲くんだ それが綺麗だから 幸福と見間違う 浅ましく日々を生きる 僕らの日常 誰かが泣いた分だけどこかで花が咲く それが醜いと言う私も言葉を重ねては 幸福を探してる 今日も何処かで花が咲く 花が咲く