戦争と夕景とありふれた日常

僕のアレテー
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楽曲解説

僕自身の小さい小さい苦悩と今起こっている戦争を対比した曲です。 個人的には歌詞、楽曲共にいい曲だなと思います。

歌詞

作詞:寄木秋金

作曲:寄木秋金

狭い密室に溜まった梅雨の時期の結露は 蒸発もされずに嫌に息が苦しかった。 こもった空気は僕の肺をだるそうに行き来し 吐いた空気を幾度も吸っている気がした。 何かを変えるつもりでこの文字も打ち込んでいる 午前0時に流れる通販番組の割引。 まるで腐った政治家の天下り先で 必死に仕事をしている気分だった。 自分を肯定することに今現在は必死で それでも足掻くと決めた2年前の夏の日に 上がった花火は無機質で透明で音もなく熱もなく 消えていった誰かの何かだった。 限りない言葉から選ばれて行った言霊は 限りある頭の記憶を司った花束だ。 絡みついた脳の回路にしがみついたインプット 理性の足りない街で行われた放出で 空の瓶からみるみる溢れ出ていた。 隠しきれなくなった想像を。 答え探して、途方に暮れて 間違いを探す人々の影 手錠を解いて、またねと言って 二度と戻らないと言い捨てて 迷いはしない、とどのつまりで 虚しい心だけ捨てきれない 仮定信じて、鼓動を感じ 間違いを探す暇があるなら 幸せを一つでも感じたい。 夕景の黄昏に鹵獲した武器や戦車は、 塗り替えられ、使い回され無情の使命で共食い。 その頃、オレンジ街ではカラフトマスの安売り。 忙しい日々は食べてヤって寝てに赴く。 その羅列で打ち上がった言の葉の詩が 神崎川の辺まで流され干からびていた。 細くなったそれは数匹の鴉に啄かれ 汚れた白い姿で自己を主張し続けた。 雨が止んで蛙は病み、昨日彼女と 観た映画は正直に言うとずっと退屈だった。 僕のジョークはいつも聞き流される。 君の話に固まった笑みを浮かべる。 みんなに対しバカバカしいと思えて来ても それを擁護する術も実績もないから黙る。 ネガティブをネガティブに消化する空想。 ラジオのニュースで流れる情勢。 上手く言いたいことを伝える事が出来なくても とまらない欲求が正しさを帯びなくても 言葉は何時でも胸に突き刺してくるんだ。 片手に持った不条理なナイフで。 答え探して、途方に暮れて 戦いを促す人々の影 心解いて、丸く収めて 影響と虚言をばら撒いて 理論は不在、愛の形は いつの時代にでも皆等しい 仮定信じて、鼓動を感じ 下を向いても、希望が見えて 軌道を読んで、自分を超えて 君を招いて、少し背伸びで。

アーティスト情報

大阪。オルタナティブロックバンド。

shea

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