歌詞

作詞:Ray

作曲:Ray

決められたレールに乗って 硝子の外を流れる 規則的な呼吸をする街並みの緩やかな流れを追って 決められた服に滲む汗 イヤホンを貫通する 7日の命の合唱に苛立つ資格もないのに 何者になるかも分からない それでも孤独になりたくない 未来を模索中なんて言えば聞こえはいいもんだ 猫背のわたしが守られる 最後の夏が始まる 武器と盾を探している 模範を目指す内に重たい夢は手放して 人は空を泳ぐことはできないともう知っている 子どもと大人の境界線でどちらにも 行きたくないよと我侭を言うのは誰の声かな 少しだけ待っててよ17 誰かが勝手に貼ったレッテルと 原型無くし 変動してく社会の波の水圧に潰れそうになる 立ち上る陽炎の熱と 太陽に挟まれる 夏の独特の匂いとどうしようもない湿度 急に煙る視界の先に落ちる 夕立は追い討ちみたいだ 遮る傘はとうに壊れて使い物にならない この場所を抜け出す頃には 情けない顔した自分と 向き合うことができるかな 枠に収まらないものを削いで前に(前に)倣って “苦しさを押し殺すのが美徳だ”なんて言うなら 季節なんて変わらないでいいよこのまま 泣きじゃくる様を呆れながら見捨てられた方が 何となくが通じなくなったのを何となく感じている まだ自分さえ捉えないまま未来を選べなんて 何て難問? 見えるものや感じることが移り変わってく 変わらないものなんて無いのに「いい大人になれよ」は変わらない 何者になるかも分からない それでも孤独になりたくない 未来を模索中なんて言えば聞こえは良いもんだ 猫背の私が守られる 最後の夏が終わってく 曖昧なものすら揃わないまま 大嫌いな季節を今だけは手放したくない 客観視した私の形を頂戴よ もっともっともっと 模範を目指す内に重たい夢は手放して 人は空を泳ぐことはできないともう知っている 子どもと大人の境界線でどちらにも 行きたくないよと我侭を言うのは誰の声かな 少しだけ待っててよ17 もう少しだけ待っててよ17 置いて行かないでよ17 さらば、17

楽曲解説

成人年齢が引き下げられ、 この高校を卒業する前に大人になる。 未成年、学生 そんな肩書きに守られてきて、「子どもだから」と許されてきた。 自分で人生を決めて進んでいく大人たちを羨望し、 この夏が終われば私も、その大人になる 今後を決める岐路に立ち、諦めきれない何かを抱えながら、 差し迫る責任を振り払うことができなくなる。 17歳の、最後の夏。 * 子どもと大人の定義、その間で葛藤する様を表現しました

アーティスト情報

時に元気に、時に憂鬱に、時に夢見がちに 色んな種類の音に挑戦中です 《メンバー》 *じばんぬヒロキ:作詞、作曲、MIX、ギター、ベースなど *Ray:作詞、作曲、歌 《プロフィール画像》KAHUA様より提供(Twitter:https://twitter.com/kahua105) 《外部リンク》 *凸凹ARPEGGIO YouTube:https://youtube.com/@gibson20072001 *じばんぬヒロキTwitter:https://twitter.com/hirogibson20000 *Ray Twitter:https://twitter.com/NsApple_1221

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