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ひとつ また 増えた うそ どこかへ ひとつ また 消えた 声 今日はさ 少しだけ 気づいたよ なんだか 違う 世界を 見ていた わたしのために わたしをこわす 何度も何度も何度も うそを重ねて 削れて 崩れて もう分からない なんにも知らないあなたに なんでわたしが 祈り捨てられなきゃいけないの ちょっとさ みんなして どこ行くの なんだか 苦しくなるから やめてよ 結んだ髪を ほどくことさえ 明日に消えちゃう鼓動をここで放って もういいよって言って そっと抱きしめて 確かな不安と消えない夢の狭間で 揺れない音だけを目印に 3月の花は色を抜かれて 染まろうとあがき もう枯れちゃってるんだけどな 「10年後の君は？」 期待以上のことやってあげるから 何も聞かないで 何度も何度も何度も夢を重ねて 削れて 崩れても 歌うから 何にも知らないあなたに殺せはしない 私が私を生かすから
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